十和田市現代美術館に行って考えたこと

青森県は十和田市にある十和田市現代美術館に行ってきた。現代アートについてあまり詳しくないが、贅沢に空間を使っており、とても楽しむことができた。

十和田市現代美術館についてはこちら

参考 TOP十和田市現代美術館

十和田市現代美術館の作品たち

常設展

有名な「スタンディング・ウーマン」。実際に見てみると、大きさと精巧さに驚く。芸術作品でこの大きさはかなり珍しく、とても感動した。圧巻である。

展示は一部屋に一つずつ。

企画展

今回は「国松希根太 連鎖する息吹」という企画展が開催されていた。
木の温かみを感じるとても素晴らしいものだった。

十和田市現代美術館についての感想

これから述べるのは、十和田市現代美術館とその他美術館の比較、もしくは、現代アートとその他アートの比較ではない。

先にも述べた通り、十和田市現代美術館では基本的に一部屋(もしくは一区画)に一つの作品が置いてある。部屋自体が作品の場合もある。

例えばこの「デッド・スノー・ワールド・システム」という作品を見てほしい。

この作品は映画『2001年宇宙の旅』から着想を得た、まるで宇宙船の内部にいるかのような作品である。部屋自体が作品、ということで内部にいると作者の念が迫ってくるかのような、非日常的な不思議な気分になる。

ここで一つの部屋にそれしかないという状況を考えてみたい。
空間自体にそれしかない、もしくは、空間自体がそれ、という状況は自ずから空間や作品に鑑賞者の役割や認知を決められるということだ。私は「日常とはこうだろう」「多分私はこういう感情を抱くだろう」「作品を見る私とはこうであろう」という無意識の予想を離れ(半ば強制的に離れさせられ)、これまで自分が知っている世界とは全く異なる亜空間に投げ出されたような気分になった。

こういった体験自体は、とても貴重なものだと思う。当初「珍しい美術館」くらいにしか思ってなかったが、いざ行ってみると予想外の体験ができた。たくさんの人に十和田市現代美術館を知ってほしい。

混雑状況など

基本的に平日は混雑していない。しかしツアーの内容に組み込まれているのか、平日でも海外からのツアー客がドカッと押し寄せてくる日がある。休日や大型連休中はやはり平日と比べ、人が多い。混雑を避けたいのであれば平日の午前中に見て回るのが無難かと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です